せっかく沖縄に来たなら、観光客が行かないようなディープな飲み屋街に行きますか?
ということで、二次会は安里駅近くの栄町市場商店街へ。
栄町は、きっと夜な夜なそこかしこで果てしないドラマが繰り広げられているであろう、表も裏もディープな街です。
もちろん大半のお店は普通の飲食店なのですが、放送コードに引っかかるのであんまり詳しくは書けないような ピー(自主規制) な店(以下略)
いやもうほんと、こういう話を聞くと心がギュってなります。
そもそも 買 っ ち ゃ ダ メ なんだけど、 買 っ て も ら わ な い と 収入がなくて借金返せないから 売 る し か な い (しかもかなり低い額だと伺っておる……)っていう、ありとあらゆる年代の人がたくさんいるっていう現実。
貧困が身売りに繋がる社会構造って、この世から消える日は来るのだろうか。
我々は栄町市場に来ても普通の飲食店にしか行けないので、ピー(自主規制)なお店は所詮前を通るだけで正直よく分からず、深くは語れません。
ただ、いつか絶対みんなが幸せになるよう、祈るくらいしかできません。
栄町市場は決して絶望だけの場所ではないです。
若者向けの個性的な美味しい飲み屋もたくさんあります。
ただちょっとよその地域よりアングラなお店が多いってだけ。
色々な人がいるってだけ。
話がそれました。
そういうお店とは全く無縁(と思われる)の、大大大好きなロイヤルミャンマーへ。
※情報はすべて2019年7月現在。
那覇では珍しい、ミャンマー料理のお店です。
福岡でも見たことないですけど。
ミャンマー料理て。
お茶のサラダが超ウマイのです。
これこれ。
ラペトッ。
ラペットゥともいう。
ラペ=茶葉、トゥ=混ぜる、の意。
発酵したお茶っ葉をニンニクとか揚げたナッツとか唐辛子なんかであえていただきます。
かなりパンチの効いた、唯一無二の味。
ここでしか食べられないので、この味が恋しくなると通います。
日本はこういう茶葉の食べ方しないもんなー。
台湾で食べた茶葉料理も、こういう味ではなかったもんなー。
もっとあっさりした、上品な薄味だった気が。
たまたまそういう料理だったのかもしれませんが。
これ本当にめちゃくちゃ美味しいし、体にも良さそうなので、日本でもっと流行って欲しいなあ。
那覇には食材買えるお店がないんですもん。
上野とか新大久保とかならありそうだけど。
飲み物はミャンマー茶とミャンマー紅茶。
お茶は日本のよりあっさりめ、紅茶は甘めでした。
うまー。
ミャンマー料理でもせんべろがあるのかー!
まー、ここは飲屋街ですからねー。
生き残るためには戦略が必要。
というわけで、師匠はせんべろ。
ドリンク2杯の方をチョイス、おつまみはサモサとラペトッ。
ミャンマービールの味は、あっさりめだそうです。
私はお酒が飲めないので、味の違いが全然分からないですが。
酒は全部同じ味……どんなにいい香りだのいい味だの言われようと、アルコールはただのアルコール。
DD型(アセトアルデヒド脱水素酵素全く持ってない)は、どんなにお酒鍛えても無理ですからねー。
「これは飲みやすいから絶対大丈夫!」とか、「私みたいに鍛えれば飲めるようになるよ!」とか、「お酒が飲めたらもっと可愛がってあげられるのにね」って、何度言われたことか。
それは貴殿らがアセトアルデヒド脱水素酵素ば持って生まれとるからじゃい。
持っとらん人間はどげん努力しても無駄なんじゃい。ムキー。
まあでも最近は「アルコールがダメな人間は鍛えても無駄」っていう事実が科学的に立証されて、大変良い世の中になりました。
やっと市民権を得て、人間扱いしてもらえるようになった下戸。
学生時代は、酒が飲めない=教授に可愛がってもらえない、ていうか人でない、でしたからねー。
飲めない=「酒が飲めるよう鍛える努力をしない人間」扱いでしたから。
いや無理なもんは無理なんだってば。ほんと。
好きでこんな体に生まれたわけじゃないんだ。
まだご存命なのだろうか、あの教授。
自分が飲めるんだから他人も飲めるはず、自分が美味しいんだから他人も美味しいはず、っていうあの自分基準。
あのクソ狭い世界でどうやって逃げろというのか。
今なら立派なアルハラです。笑
あ、名誉のために述べておきますが、私の学校の教授たちはとても立派な方々で、そんな強要は一切なかったです。
上記は他県から夏休みに特別講義に来られた教授方のお話。
この先生の授業通年受けるのマジ無理、この先生の大学行かなくてよかったーというトラウマ体験です。
なんか今日はタイトルと関係ない話ばっかでしたね。
ま、いっか。
最終的に行程はこうなりました。
実際には寄り道結構してるので、5km以上は歩いとるな。
よか運動や。
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