本日は家人とレンタカーを借り、旭橋のホテルへ師匠をお迎えに行き、3人で糸満方面へ。
お迎えまでちょっと時間があったので、本日できたてほやほやの、セブンイレブン ロワジールホテル那覇店へ。
オープニングキャンペーンでPBカップ麺とさんぴん茶をいただきました。
わーい。
だがしかし、生活圏にセブンイレブンは1店舗もないし(というか最寄りのコンビニは徒歩15分……どんな田舎だよ)、車も持っていないので、日常利用にはまだ時間がかかりそうです。
早く店舗増えるといいな。
まずは糸満漁業協同組合 お魚センターで朝ごはん。
気になった刺身を片っ端からチョイス。
イラブチャー、生マグロ、あとはシチューマチかな。
青い魚イラブチャーは皮が硬くて師匠には不評でした。
私は普通に美味しいと思うけど。
そっかダメか。
▼相変わらず昼寝猫いっぱい。
▼生まれて初めて本物の琉球犬にお会いしました!
かっこええ!!!
※ちゃんと飼い主さんに撮影許可いただきました。
本当にトラ柄で爪が1本多い〜。
あと、舌にまだらの模様があるのも琉球犬の特徴です。
ただ、この子の性格はちょービビりでした。
野良猫にしゃーって言われて、ビビクンってしてました。笑
いいなあ。
いつか飼いたいなあ。
いぬー。
ドライブ途中にあった、琉球ガラス村へ。
お金持ってたら楽しいとこ。笑
そして本日の第一目的地、ひめゆりの塔へ。
我々はもう何度も来ているので、ここは師匠おひとりでご見学いただきました。
本当は一緒に回って差し上げるべきなのは重々承知ですが、何度も見るには本当に辛すぎるのです……。
重苦しい気持ちを引きずり過ぎて、向こう1週間は仕事にならない。
それくらいのインパクト。
それにしても、今回師匠が「ひめゆりを見たい」とおっしゃったのは、やはりさすがだな、と。
来るものは選び、去る者は追わない私の 数少ない 友達(?)なだけあるな、と。
と思っていたら、師匠は911の時にドンピシャN.Yにいらしたので、ものすごい平和主義者なんだそうで。
戦闘機とかもお好きじゃないレベルでした。
それは体験した人にしか分からないよなあ……。
この人もすごいトラウマ抱えてるんだな。
さきほど「さすが」と褒め称えたのは個人的な感情からなのですが、沖縄が初めての方はビーチや国際通りじゃなくて、まず戦跡をご覧になっていただきたいのです。
どんだけえぐかったのか、知って欲しい。
沖縄の方々はそのアイデンティティゆえ身内であるはずの日本軍にもひどい目に合わされたり、たぶん本土にはないであろうマラリアに苦しめられたり(←日本軍による強制移住も拍車をかけた)、戦後もご遺体がごろごろ転がっている中を通学していたり、身内に必ず戦死者がいたり、アメリカにひどいことされても法律や協定の壁でただただ泣き寝入りするしかなかったり、本当に筆舌に尽くし難いご経験をされているのです。
ネットでは沖縄だけが攻撃されたわけじゃない、日本中同じように大変だった、っていう方もいるけど、「地上戦」やられたの沖縄だけですからね。
今 の 日 本 で空からも海からも地上からも攻撃されたの、ここだけですからね。(←もちろん満州や樺太や南洋諸島など、どこも大変だったと思うけど)
県民の4人に1人が亡くなっているといわれてますからね。(by朝*新聞)
直接火炎放射器で防空壕や家を焼かれたり、爆弾投げ込まれたり、目の前で身内を殺されたり。
原爆も空襲も勿論ひどいことだけど、逃げ場がない地上戦って何かもう想像を絶する恐怖だと思うのです。
地上戦がなかったら住民はあそこまで追い詰められることもなかったし、あんなにたくさんの集団自決もなかったんじゃないか、って。
沖縄戦を知ることで、この痛みを少しでも分かってあげて欲しいなあと思うのです。
「戦争で解決するしかない」という発言をされる方は、戦争がどんなに悲惨なことなのか、まだよく知らないだけだと思う。
これを知った上でも「戦争で解決するしかない」っていうんだったら、もう、理解力が欠(略)頭おか(略)。
色々な考え方の人間がいるのは存じております。
だから、沖縄の戦跡を見ることで少しでも多く戦争の悲惨さを理解してくれる人が増えたらいいなあと。
※個人の感想です。
閑話休題。
ひめゆりの塔に友達を案内している時はいつも、我々は心の中で平和を祈りつつ、平和に感謝しつつ、優美堂のサーターアンダギーをいただきながら時間を潰します。
うん。
曇天。
お店はひめゆりの塔の真向かい、目の前の道を渡ったところにあります。
我々はここのサーターアンダギーが現在沖縄一美味しいと思っているけども、師匠は昨日の「歩」推しでした。
やっぱ、好みって人それぞれだ。笑
どっちも甲乙つけがたい美味しさだもんなー。
▼過去記事
サーターアンダギーあれこれ
お店のおじさんおばさんと世間話をしてたら、あっというまに時間は過ぎました。
お相手してくださってありがとうございます!
いつかサーターアンダギー作るとこ動画で撮らせてくれないかなー。
人差し指と親指で輪っかをつくり、その間から生地ををうにゅっと出しては箸1本ででちぎって油に投げ込み、うにゅっと出しては箸1本ででちぎって油に投げ込み、うにゅっと出しては箸1本ででちぎって油に投げ込み。
面白いからストックフォトに投稿したい!!!笑
で、第二目的地、平和祈念公園(糸満市摩文仁)へ。
ここにある「平和の礎(へいわのいしじ)」には、沖縄戦全戦没者のお名前が刻まれています。
亡くなられた方の出身県ごと、沖縄の市町村ごとにエリアが分かれていて、名前が探しやすいようになっています。
日本人も外国人も分け隔てなく、沖縄戦で亡くなられた方は全員名前が刻まれています。
その数、約20万人。(はーい、ここ大事ですよー。沖縄の県立高校入試に出ますよー)
なにせ戸籍も何もかも焼けちゃってるし、一家全員亡くなっていて犠牲者のお名前を正確に把握できなかったご家庭もあるので、亡くなった方の名前も分からず「**の子」というお名前も刻まれているとか。
ちなみに、沖縄の高校受験には沖縄戦に関する出題が毎年必ずあります。
県では沖縄戦について徹底的に教えます。
沖縄戦で日本軍が降伏した日とか覚えさせられるの、この県の子だけじゃなかろうか。
まあ、=慰霊の日なんですけどね。
毎年慰霊の日(6月23日)には学校・官公庁がお休みになり、多くの県民がここにお参りに来ます。
本当に、どれだけお辛かったことでしょう。
どれだけ大変だったことでしょう。
21世紀になってもまだまだ、シリアやパレスチナやロヒンギャなどのニュース、涙なしには見られない。
なんで民間人巻き込むかな。
あの子たちが何をしたというのか。
この世から戦争が完全に無くなる日が、1日も早く来ますように。
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