さしみ

石垣島:海人居酒屋 源

※以下、情報はすべて2019年7月現在。

17時、黒島から戻り、ファーマーズをうろうろ。

ファーマーズ

正式名称は、JAファーマーズマーケットやえやま ゆらてぃく市場。
ゆらてぃく=八重山方言で「よってらっしゃい」という意味らしいです。

この辺り、島ごとにお互いほとんど通じないほどに言葉が違うのでよく分からないけど、たぶん石垣島の言葉なんでしょうね〜。

沖縄の言葉は奥深くて大好きだ。
でも、現実、ネイティブが減る一方である悲しさな。
※2009年、ユネスコは琉球語を危機に瀕する言語として指定。

ファーマーズ。
これがなかったら我々は沖縄で生きていけません。

JA直営の産直マーケットです。(たぶん)
県内各地にあります。
新鮮野菜がめちゃくちゃ安いです。
ちょー助かってます。

ここで、道産子用に朝ごはんになりそうな果物や、頼まれ物のお土産を色々物色。

ついでに午前中の大東寿司以降何も食べていなかったので、おやつ。
本当は黒島で独り優雅に小洒落たカフェにでも行きたかったのだけど(あるかは知らんですが)、そげな時間は全く取れなかったのでな。
カメ>カフェ。

おやつ おやつ

おにぎりかまぼこ、うまー。

ご飯がぷちぷちしてて美味しいです。
古代米だからかな。

果物

買った果物は

  • カットパイン(300円)
  • グアバ(150円)
  • レンブ(これだけ入って100円。やすっ)
  • マンゴー(2玉500円!!!)
  • ホールのボゴールパイン(180円!!!)

この旅はサバイバルナイフと皿代わりのビニール袋持参なので、ホテルで何でも食べられるぞい。
ひゃっほう。

カットパインは、この世のものとは思えないくらい甘いです。
やっぱ石垣のパイン最高。

特にボゴール。
全く口がじがじがしないし。
※個人の感想です。品種や熟度によります。

私と家人はダントツ甘いボゴール(※)派なんですが、沖縄の人はそれぞれパインの好みがあるようです。
※スナックパインともいう。手でちぎって食べられるから。

知人はハワイ(という品種)派で、酸味と甘みのバランスがいいから。
別の知人はピーチパイン(ソフトタッチともいう)派で、香りが素晴らしいから。
だそう。

パインの時期に沖縄に来ることがあれば、ぜひ、食べ比べをオススメしたいです。
品種によって香りや味が全然違っていて、奥深いので。

ボゴール以外だとサンドルチェやゴールドバレルという品種も好きですが、どちらもお高いんですよね〜。

サンドルチェは最低1,000円以上、ゴールドバレルは最低1,500円以上、特に後者なんて売られているものは大体3,000〜10,000円という。
底辺人には憧れの品種です。

ちなみにボゴールは、規格外のちっちゃいのがその辺のスーパーでも198円〜数百円で買えます。
貧乏人の味方。

▼参考画像:ボゴール(スナックパイン)
スナックパイン

旬だとスーパーでもこの価格。
パイン好きにはパラダイスな沖縄。

▼ピーチ。去年うちのベランダで採れたもの。笑
ピーチパイン

▼ゴールドバレル
タダオゴールド

▼ハワイ(左)とボゴール(右)
ハワイとボゴール

▼ハワイ。これは色に反して酸っぱかった……。
ハワイ

▼激甘のサンドルチェ。この時は1,300円。
サンドルチェ

グアバとレンブはそこまで美味しいものではないけど、道産子にとっては充分珍しいものであろうと思い、採用。

生グアバは、当たり外れが結構あります。
緑の皮のは結構かたいので、加工しないと美味しくない。
皮が黄色い品種は柔らかくて生でも美味しいけど、あんまり見ないです。
どっちにしろタネがかたくて大きくて邪魔なので、ちょっとめんどくさい果物です。
※個人の感想です。

グアバ=沖縄語ではバンシルー
レンブ=ワックスアップル

などの別称があります。

レンブはうすら甘くてしゃりしゃりしてて、まあ、水分補給にはいいけどスイーツとしては認識したくないレベル。

私は嫌いではないですが、家人はこれとスターフルーツと果物ナツメはあんまり好まないです。
すごく甘い!美味しい!ってわけではないからなー。
共通項はうすら甘くて、それぞれ独自の質の違うしゃりしゃり。

▼レンブ。今頃が旬。赤いほうが甘い気がします。
レンブ

▼ナツメ。沖縄での旬は2〜3月頃かなあ。
ナツメ

ストックフォトやってると、自前でタダでこういう写真準備できるので特権ですな。

で、本当は石垣空港に道産子を迎えに行く予定が、バスの時間勘違いとファーマーズに時間を使いすぎて、ホテルの空港行き送迎バスに乗り遅れ。

がびちょん。(死語)

バス代かけて空港へ行くこともコンマ5秒くらい考えましたが、なにせバスの本数も少なく、ホテルからバスターミナルがそもそも徒歩10分くらいということもあり、道産子には空港待機のホテル送迎バスで1人でホテルまで来ていただくことに。

すまぬ。

で、ホテルで無事に合流できた後、予約していた海人居酒屋 源 美崎店へ。

家人がここのマグロジャーキーが好きだったのでこのお店を予約しましたが、今は作ってないんだそう。
残念。

▼メーカーちゃうけど、こんなん。

メニュー

メニュー

メニュー

メニュー

メニュー

内装

とりあえず、道産子の食べたいものを色々頼んでみることに。

私はいつでも食べられますからね。
本島も石垣も、そこまで食文化に違いはないし。

夕食 島らっきょ

炭水化物は山盛り島らっきょうの天ぷら。
ここまで多いとは。
誤算。

生ビールを飲む道産子は、大変幸せそうでございました。
よかったよかった。

種類 サシミ

お刺身をご丁寧に解説してくださる店員さん。
親切!

どれもうまー。
イラブチャー、私は普通に美味しいただの白身だと思うけど、先日福岡から来た知人は皮がかたくて無理と言ってたので、好みは分かれるかもしれませんね。

エビ アダン

八重山といえば養殖車海老!

ということで、車えびもおさえました。
冬が旬らしいですが、夏でも充分ぷりぷりでうまー。

八重山でしか食べられない、オオタニワタリとアダン(のチャンプルー)を頼んだら、道産子M、オオタニワタリの旨さに覚醒。
美味いじゃろ〜。

オオタニワタリは、シャキシャキにゅるにゅるの、不思議食感。
よく生け花なんかで見る、あれです。

▼あれ。
おおたにわたり

▼新芽だけが食べられます。
オオタニワタリ オオタニワタリ

沖縄本島のオオタニワタリは食べられませんが、八重山オオタニワタリという品種は食べられるらしく、いつかこの品種の苗を買ってきて非常食としてベランダに植えるのが野望です。

なかなか売られているお店を探せず、実現にはいたっておりませんが。
食材としては目にするけど、苗としては売られていないんだよな〜。
八重山オオタニワタリではなく、普通のオオタニワタリの苗ならよく見かけるんですが。
それは食べられないから嫌。

八重山オオタニワタリ、今回はチャンプルーですが、天ぷらなんかもう最高です。
ばりうま。

あと、アダンは海辺でよく見かけるトゲトゲの木なんですが、こちらも新芽だけが食べられます。
沖縄本島では食べてるという話は聞かないですが、石垣出身のご近所さんが帰省の折に、水煮をたまにくれます。

食感はタケノコをちょっと柔らかくしたような。
ちょっとキュッとする感じ。(伝われ)
匂いやクセはあんまりないです。
個人的には、ごま油と醤油で炒めるのが好き。
※個人の感想です。

かえる

帰り道、何か不思議な動きの生き物が目の前を横切ったのでスマホのライトをつけたら、ゲッコ族(チョットチガウ)。

カエルだぎゃ。

これはあれか?
問題になっている外来種の、毒入り危険のあかんやつ。
知らんけど。

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