座間味集落

座間味島:展望台あれこれ

工事中のところもあったので全部は回れませんでしたが、慶良間諸島(けらましょとう)は座間味島(ざまみじま)にある展望台のご紹介。
※情報はすべて2019年12月現在。

レンタカーを借りてお弁当を買ってまず向かった先は、高月山展望台。
入口に駐車場と綺麗なトイレがありました。

村のサイトによれば、標高137mあるらしい。
レンタサイクルの方も結構見かけたけど、かなりしんどそう……。

今回の旅に向けてドローンを買おうか迷ったのですが、私が買える額=ちっさいのは風に弱いらしい。
沖縄、風しかない。
泣く泣く諦めました。

ま、それはさておき。

地図

園内に展望所は2カ所。

駐車場からはちょっと歩きます。

入口

第一展望台。

第一展望台 座間味集落

集落が綺麗に見えます。
絶景じゃのう。

集落の向こうに見えるのは、安慶名敷島(あげなしくじま)、嘉比島(がひじま)、阿嘉島(あかじま)あたりでしょうか。

展望所 ごはん

ここで前回熱く語った座間味漁協直売店の海鮮丼をいただきました。

展望台

わーーー。
本物の慶良間ブルーや!

高月山 安護の浦海灘

見えているのは安護の浦(あごのうら)とよばれる湾。

↓ちょうどこのあたりですな。

安護の浦は琉球王国の風待ち港です。

丸くなっている湾の一部は、船が座礁しないようにわざわざ爆破して深くしたそうな。
冊封使(平たく言えば中国の使者)や琉球からの使節が嵐をやり過ごしたり、物資補給なんかに使ったんでしょうかね〜。

座間味村の公式サイトによれば

【唐船貿易の中継地の島】

(沖縄と中国の公式交通は1372年より始まりました。
約630年前に阿児の浦港に唐船グムイと呼ばれる船溜り場の跡が残っています。
番所山の烽火台は唐船がやってきたときの合図に使われていました。

あごのうら……漢字2パターンあるの???

案内図

で、第二展望台へ。

古座間味ビーチ

逆光ですが、古座間味ビーチが見えました。

村の公式サイトによれば高月山展望台は座間味港から徒歩20分(いや、絶対30分かかるじゃろ……)、海抜約137mらしいですが、足腰が丈夫でない方はレンタカーかレンタルバイク推奨。
車だったら港から5分くらいでしょうか。
割と近いです。

夏の炎天下の徒歩とか自転車とか死ねますよ、本当に。
どうしてもそうされるなら、水をたくさんお持ちください。
あと、飛ばない帽子も。
お母さん言いましたからね。(だれ)

お次は稲崎展望台。

北の端っこなので、渡名喜島や久米島が見えるらしい。

看板

展望台ではお兄さんが双眼鏡片手に独りホエールウォッチングをされてました。
今日はまだクジラは見てないそうです。(というか、ここから見えるんや)

時間があるならそういう楽しみ方も楽しそうだなー。

稲崎展望台 稲崎展望台

▼ヨットも気持ち良さそう。あ、気温25度くらいありました。年末やのに。
ヨット

▼看板通り、渡名喜島が。
渡名喜島

▼展望台から東側(だと思う)の、座間味島。
たぶん東方面

▼屋嘉比島。
屋嘉比島

座間味は地層が面白い。
沖縄本島だと琉球石灰岩ばっかだけど、千枚岩とか柱状節理っぽい謎の石とかまん丸い石(たぶん剥がれた千枚岩)なんかが、あちこちにありました。

千枚岩 泥質千枚岩

全体的に千枚岩。
近いのに全然違うんだなー、本島と。

最後は女瀬の崎展望台。
誰が読めましょう。
うなじのさちてんぼうだい、だと。(わしは無理じゃった)

いやー。

うなじのさち

孤島感あるなー。

あずまや 海

夕日がオススメらしいですが、時間の都合断念。

海洋ゴミ

西側の海は漂着物だらけで、どのくらいの割合で国外のものが混じってるのかなーとぼんやり思ったり。
掃除できなくて大変そう。
あの崖の下には行けるのかな。
島の人が汚したわけではないのに、気の毒すぎる……。

神の浜展望台は工事中だったので、この日は3カ所で展望台めぐりは終わりました。

ところでこの女瀬の崎、ちょうど稲崎展望台が見えるんですけどね。

稲崎展望台

さっきのお兄さん、まだいた。笑

クジラ見られたかなー。
見られてたらいいなー。

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