無性にお蕎麦が食べたくなった。
しかも、ぬくいの。
いそいそとコンビニでカップ蕎麦を買って出勤です。
これで、隣で同僚が半日寝こけようと、後ろで上司が1時間寝こけようと、イライラせずに頑張れるはず。(自己暗示)
お蕎麦は貧乏人の味方PB(プライベート・ブランド)でございます。
美味しければPBでも何でもいいです。
すべての選択肢は金持ちのためにあり、貧乏人にはありません。
うん。
明るい底辺だから大丈夫。
(byがばいばあちゃん。あれは「明るい貧乏」だったけど)
カップ蕎麦と言えば、幼い頃の苦行を思い出します。
大晦日は車で他県の登山口まで行き、カップ蕎麦で年越し蕎麦を済ませ、そのまま20時前から寝袋で車中泊し(軽自動車に大人2人と子ども2人!)、朝3〜4時から起きて山に登るという地獄の行軍が慣例だった我が家の、思い出の味なのです。
大人はいいですよ。
好きで行ってるんだから。
つきあわされる子どもは大変です。
なぜこのクソ寒い中、3時起きでつるつる滑る凍ったもしくは雪でどろどろした山道ば歩かないかんとか。
そもそも20時前になんか眠れないし、車は狭いしで寝不足だわ、アイゼンは歩きにくいわ、トイレに行く(=お尻を出す)のもめちゃくちゃ寒いわ。
一瞬でもこけたら、右半身どろで真っ黒だし。(とくに、くじゅう連山)
火山灰が多い山は特に最悪でした。
晴れていても、霜で湿った粘土質な地面ですべるすべる。
しかも歩幅半分ですからね。
倍歩かないといけないわけです、大人の。
当時はその良さがさっぱり理解できなかったです。
普通にコタツで紅白見てぬくぬくしたかった。
あの当時はビデオすらなかったので、年明けの同級生の話題には一切ついていけませんでしたからね〜。
紅白?隠し芸大会?なにそれ。
ご来光と、山で出会った見知らぬお兄さんやおじさんたちがくれる、ちょっとしたお年玉が心の支えでした。笑
登山は今も好きですが、3時起きはもういいかな……。
もしくは、数年に1度でいい。
沖縄はハブが怖くてトレッキングすらできないので、いつか本土に帰ったらまた再開したいですプチ山行。
いや、まあ、たぶん多少登っても大丈夫なんでしょうけど、万が一死んだ時、残されたおかんに迷惑かけて申し訳ないなーと思うので、一応自粛。
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