本日のお弁当は、昨日の残りのミートソース@鬼盛り。
祖母はいいとこ(栃木の豪農)の出で、絶対に同じメニューを2日続けて食べない人でしたが、おかんと私は貧乏環境で育ったので、同じメニューでも全然問題なし。
むしろ、食べ物を粗末にするなというおとんの教えの方が身に染み付いているので、腐らせるよりは食べてしまえ派です。
祖母は、余った食事は全部「馬にやっちゃえ」で育ってきたので、ご飯を捨てるのも平気なお方でした。
大正生まれの割には、勿体無いお化けなんてまるで見えてない人だったなー。
普通、おばあちゃんの方がそういうとこうるさいと思うんだけども。
ちなみに、祖母はイケメンで給与の大半を酒につぎ込むような大酒飲みの祖父と顔だけで結婚し、戦後で大変だったこともあって、おかんは極貧育ち。
この辺りでDNAががっつり書き換えられたように思います。
おかん。
不憫な子。
あ、祖父の名誉のために述べておきますが、酒に関して以外は本当にいい人でした。
常に温和だったし、優しかったし、子も孫も血の繋がり・ウチ・ソト関係なく、分け隔てなく全員可愛がってくれたし。
祖父に怒られた記憶ないですもん。
自分の血を引いていない孫も、初孫だということもあり、猫可愛がりしていたし。
継子を虐待する話よく聞くけど、祖父は全くそんなことなかったもんな〜。
むしろ一番可愛がっていたような。
ともかく私は祖母のDNAをビタ一文(違)受け継がなかったようで、食べ物を粗末にすることがこの世で一番嫌いです。
生き物の命をいただくわけだし、栄養失調と戦っている子たちが世界中に大勢いる中、食べ物を粗末にしたら人生のどこかでバチが当たるんじゃないかと。
別にそれが正しいと言ってるわけではなく、単にそういう育ちをしたもんで、そういうライフスタイルが染み付いているというだけのことです。
先日もこの世のものとは思えないほどにクッッッッソ不味いよもぎ餅ぜんざいを作ってしまいましたが、家人とどんぶり1.5杯ずつ完食しました。
(ごめんよ家人)
敗因はレシピを調べず、ヨモギ調理のコツを全く分かっていなかったこと。
量を入れすぎ、くっそ苦い&繊維質バリバリで餅を噛めば噛むほど苦いっていう……。
ぜんざいも若干焦がしたようで、そこはかとなくえぐく……。
黒糖入れすぎたか。
教訓。
ヨモギの量はほどほどに。
包丁で切るのではなく、フードプロセッサーを使うか、ちゃんと擂りましょう。
そうそう、家人も割と同じメニューを嫌う人でしたが、最近は文句も言わずに何でもありがたく食べるようになりました。
貧乏は人を変えますな。
選り好んでなんかいられないですもんね。
貧乏も捨てたもんじゃない。笑
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