※情報はすべて2019年11月現在。
本日は道産子Mのリクエストにより、福岡県は糸島方面へ。
福岡市民だった私にとって正直、糸島は観光するところではなく、登山か野菜の買い出しに行くところ。
え、糸島で何がしたいと?と聞いたら、
TVで見て雰囲気がよかったから行ってみたい!
美味しい海鮮が食べたい!
と。
確かに最近の糸島にはおしゃれカフェなんかがたくさんできていて、ちょっといい雰囲気(らしい)。
しかし沖縄に移住して以来、ここ4年ご無沙汰ですからねー糸島。
(というか福岡自体。今回、移住5年目にして初帰省)
もはや軽く浦島太郎。
偶然今の会社に糸島出身の子がいて(那覇なのに!)、糸島で海鮮食べるとこって牡蠣小屋以外どっかある?と聞いたら、全然知らない、と。笑
そう、地元民ってそうなんですよ、観光客向けの店を知らない。
住んでいたら地元についての旅行雑誌を読むこともないので、観光として行くべき店が分からない。
「海鮮を食べに行くこと」がメインなら、ちょっと足を伸ばして呼子とか平戸とか行ってたもんなー。
福岡市に住んでいるとその辺の居酒屋でも魚は充分に美味しいので、糸島まで行く必要がないというか。
※個人の感想です。
たぶん、糸島に住んでいても同じことが言えそう。
生活圏に美味しい魚があるので、わざわざ福岡市内まで出なくていい……と。
したがって、牡蠣小屋と産直以外は全く詳しくないわたくしめの案内で、ともかく糸島ドライブと相成りました。
昨夜道産子Mにいただいた土産を朝食に。
沖縄にはない、セコマのすじこおにぎり。
めちゃくちゃ美味しい。
そもそもお店で炊いてるご飯が美味しいから、何挟んでも美味しいよなそりゃ。
きっと沖縄ではできない、この値段とクオリティ。
沖縄の物価は何もかも輸送費がプラスされて、激高いですからねー。
(しつこいけど牛乳1本=1/4ガロン=946mlが普通に300円近くする。底値ですら200円超え。福岡の1L1本170円前後と100円違う。福岡の方が54ml多いのに、100円安い。まじで。沖縄での生産量が少ないから仕方ないとはいえ、ツライ)
セブンイレブンの出店でさえ今年までかかったのに、セイコーマート(とミニストップ)が来てくれるとか夢のまた夢や……。
などとしみじみ考えつつおかんと家を出て、道産子Mと合流し、レンタカーを借りに。
借りる時フルカバーの保険3千円増しでつけられますがどうします?と言われ、迷いなくつけたところ、これが運命の分かれ目。
結論からいえば、いやあ、つけといてよかった。
ガチで。
ま、その話は後日語るとして、とりあえず、長浜の鮮魚市場へ。
今日は嫌というほど魚で攻めちゃるけん。
観光ツアーでは、よう行かんげなとこ。
ふふふふふふ。
外観。
敷地内に1時間なら無料の駐車場があります。
ブラボー。
飲食店が入っているのは、長浜鮮魚市場会館の方です。
一般市民は滅多に行けないガチの鮮魚市場に隣接していて、食堂や海産物屋が何軒かあります。
魚市場なので、どのお店も魚が新鮮で美味しいです。
そして基本は市場の従業員相手のお店なので、ちょー早起き開店。
朝5時から開いてるお店もあります。
福岡でちゃんとした朝ごはんをがっつり食べたい人には、ココを勧めるなあ、私。
おしゃれカフェとかじゃなく。
美味しいんだもの。
ただ、車がないと厳しい場所かも。
博多駅や天神から電車で行けるとこじゃないもんなー。
赤坂駅から歩いて行けなくもないけど、結構時間かかるかもです。
ここは別に観光地というわけではないので函館朝市みたいな華やかさはないですが、美味しさは同格。
福岡には福岡の美味しさがあるとです。
お店のチョイスを道産子Mに任せたところ、ここになりました。
わーい。
各々方、好きな物を。
なんとなくこれが売りなのではと思われる、海鮮丼650円をチョイス。
おかんはこれに貝汁をプラスしてました。
(アサリがもっさもさ入ってて、ばりばり美味しかった)
地味な配色ですが、美味しいしお財布に優しい。
鯵が特に美味しかったなー。
まあ、福岡でイクラとかサーモンとかホタテののった海鮮丼食べても、産地じゃないですからね。
美味しくても、北海道の鮮度には絶対負けるもん。
福岡には福岡の良さがある。しつこいけど。
道産子Mチョイスのあじごま定食もおいしゅうございました。
福岡の青魚は、本当にうまい。
糸島への道中、福岡市西区の鷲尾愛宕神社へ。
ちょーいい天気!
気持ちいいなあ。
福岡の西側の高台にあるので、市内が一望できます。
▼スマートフォン撮影
▼Coolpix P510撮影
▼Coolpix P510撮影
▼D5600撮影。望遠ブラボー。
鳥居のふもとの「びんつけ屋」へ。
▼外観。鳥居のすぐ横にあります。
名物の愛宕餅を1つ購入。
神社の下には岩井屋とびんつけ屋というお店が2軒並んでますが、どちらも愛宕餅などの甘味を置いているお店です。
私はどちらの店が美味しいとか、特になく。
リベラルに交互に行く感じ。笑
で、今日はこちら。
びんつけ屋の方。
愛宕餅はあずき餡を米粉で包んで大判焼きや鯛焼きのようにプレスして焼くお餅です。
福岡にはいくつかの有名な神社に同じようなお餅があって、それぞれ松ケ枝餅(宮地嶽神社)、愛宕餅(鷲尾愛宕神社)、櫛田のやきもち(櫛田神社)などと呼ばれております。
これは現地でしか食べられない食感なのですが、焼きたてがパリパリでちょーーーーーーーーうまい。
持ち帰りだとラップに包まれちゃうのでやわらか食感になってしまうのですが、その場で食べると周りパリパリ、中熱々でばりうまなのです。
それにしても愛宕餅、結構いいお値段なのですね。
(2019年11月現在:こしあん170円、つぶあん230円)
てっきり梅ヶ枝餅(2019年11月現在:130円)と同じ値段だと思ってた。
その分、こっちのがボリュームあります。
若干大きい。
あんこみっしりでうまー。
このあともおやつ三昧、海鮮三昧な予定なのでお餅は味見程度に1個しか買わなかったのに、待っている間に3人分お茶を出してくださったので、気持ちとして抹茶1杯を追加注文。
経済は回してなんぼじゃい。
ただ、貧乏なのであんまり回せないだけで。涙
人数分のお抹茶買う財力なくてごめんなさいねえ。涙
お抹茶、久々に飲むと美味しいなあ!
香りがたまらん。
ごちそうさまでしたっ。
伊都菜彩(産直)へ行く途中、おさかな天国へ。
魚スキーにはたまらんスポットです。
新鮮で安い魚がわんさか。
野菜もあります。
肉も。
九州の魚は美味しい。
東京出身のおかんは、福岡が色々安くて美味しすぎて、もう東京には戻れないそう。
ばりばりの博多弁で
戻ろうごたない(=東京に帰ろうなんて微塵も思わない)
と言ってます。
ご近所にも転勤で福岡に来て東京に戻るのを拒否し、転職してそのまま福岡に残った方がちらほらいるので、本当に物価の安さと美味しさはある一定の人にとっては最高なんだろなーと思います。
都会度はたいしたことないけど、ほどよく田舎だし。
空港も港も都心にあって、国外に出やすいし。
ただ、花粉と空気の悪さが。涙
アレルギー持ちには辛いトコロ。
事実、帰省2日後には乾燥とPM2.5で顔がばびばびになりました。
鼻の皮一枚剥けてイタイ。
明日から旅行でなければ、あれこれ買うのじゃが。
口惜しい。
イチジクだけ買いました。
6個で280円。
やす!
そしてばりうま!
沖縄だと同じ量で700円するけんね……。
買おうごたない。
からのー、伊都菜彩(いとさいさい)。
全国でも結構上位に入るJAの産直ではないでしょうか。
糸島市波多江(はたえ)にあります。
余談ですが福岡市と近隣の地名は「島」がついても島でないことが多く、糸島、美野島、田島、松島、名島などなど、全部陸地の町名なのですね。
志賀島(しかのしま)だって橋で繋がってるし、福岡市で船で行く島といえば、
能古島(のこのしま)
小呂島(おろのしま)
玄界島(げんかいじま)、くらい。
(志賀、能古以外は観光地ではないので、好んで行く市民はあんまりいないと思う。仕事で用がある人とか、釣り好きの人以外)
だから、広島の「宮島」はそこに行くまで「島」だと思っていなくて、え、船で行くの!?ってなりました、子供のころ。
そして道産子は
「福岡の地名には”の”が入って難しい」
あーそうかも。
志賀島(しかのしま)
能古島(のこのしま)
小呂島(おろのしま)
姪浜(めいのはま)
唐原(とうのはる)
神湊(こうのみなと)
芥屋大門(けやのおおと)
たしかに慣れないと読めない地名。
法則もよく分からないし。
古事記とか万葉集とか日本書紀に出てきそうなとこに「の」が入るという、漠然としたルールがあるような。知らんけど。
規模が大きいです、伊都菜彩。
売上も結構いいと聞いてます。
だろうなー。
何買っても安くて美味しいもん。
ガソリン代と時間をかけて行く価値があるくらい。
ま、スイーツとか乳製品はそこそこしますが、お野菜とか肉とか惣菜とかは、結構安いです。
道産子Mはもう来られないと思うので、オススメスイーツばいくつか買っておく。
他にも甘いの色々あります。
ケーキの切れ端とか安くて美味しい。
あと、なぜかサーターアンダギーもあるという。
魚も肉もとにかく新鮮。
あれこれ見たのち、ちょっと休憩。
他にも美味しそうなものたくさんありましたが、これから牡蠣を食べに行くので、厳選に厳選。
どれも美味しいです。
で、カキ小屋編へ続くのでありました。
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