前から気になっていたのです、これ。
何やらすごく希少価値が高いとかで。
フィンガーライム、またの名をキャビアライム。
砂じょう(みかんの果肉の部分)がミカンのようにまとまってなくて、つぶつぶっていう不思議な柑橘。
もともとブッシュ・タッカー(※)らしく、なかなかワイルドな味です。
※オーストラリアの先住民族、アボリジニに伝統的に利用されてきた同国原産の動植物。まさに、生きていくための食べ物ですな。
沖縄の気候は栽培に適しているらしいと聞き、いつか植えてみたいと思っていたのですが、なにぶん高い!!!
ね?
それが先日、うるマルシェで売られておりましてな。
▼うるマルシェ
あの苗のラインナップ見てたら、600円が安く感じてしまう不思議。笑
これはひょっとするとタネが入っているかもしれない!
ま、未成熟だから種が採れたとしても、発芽率べらぼうに低そうだけども。
試す価値はありそう。
いらっしゃい、うちの子。
ストックフォト用にばしばし撮影。
切ると勝手にさじょうが粒々とあふれてきます。
おもしろーい。
だがしかしこれ……味は結構好き嫌い分かれそうだぞ。
料理のアクセントにはいいかもしらんが、メインで食べるような味ではない。
少なくとも、みかんと思って食べちゃダメ。
ライムっちゃーライム。
鬼酸っぱい。
※個人の感想です。書いてる今も、食べてもないのに口の中が酸っぱくなってきた。梅干しかよ。
そして何だろうこの独特の青臭さ。
品種によるのか個体差なのかどうかは存じませんが、私の買ったものはすべてそういう味でした。
あれだ。
イタリア人がサラダにオリーブオイルとレモンと塩かけて食べるのと同じ感じで食べたら、結構いける。
▼ドレッシング代わりに使いました。ビタミン摂れていいかもしれない。
きっと高級フレンチとか創作料理の意識高い系シェフならば使いこなせるのかも。
ポワレや寿司や刺身の上にちょんとのっけたりして。
パンピーにはだいぶん気性難な馬ですな、これ。(どんなたとえ)
タネはとりあえずよく洗って乾かし、4月に気温が上がってから植えてみました。
発芽率低いと思うので、けっこう寄せ植え。
1つくらい発芽するといいなあ。
運良く発芽したら続編書きます。笑
ちなみに実だけでもこんな感じです。
高級〜。
いやでも、よく考えたら2本600円より安いわ。あはは。
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