ずっと気になっとった場所があったとです。
那覇市の国道331号線ば、明治橋から那覇空港方面に進み、空港行きの高架にのらず、そのまま左側の下道へ。
沖縄セルラースタジアム沿いの下道に入ってすぐの、山下の交差点ば小禄・豊見城(おろく・とみぐすく)方面へ左折。
地図でいえばこの辺。
どの周辺モノレール駅からも微妙すぎる距離です。
ちなみに今回は旭橋駅がスタート地点。
国場川(こくばがわ)にかかる明治橋を、空港方面に向かってさくさく越えます。
進行方向右側に見える那覇港の米軍基地には、何やらでっかい船が停まっていました。
どうやら高速輸送艦ミリノケットというらしいです。
ミリオタではないので詳しくはないです。
間違っていたらごめんなさい。
で、何が気になっていたのかというと、那覇市内の住宅密集地なのに湧き水があるのですよ。
湧き水の真上の崖は家だらけなのに、まだ水が残ってるって凄いな、と。
もうこの説明だけでも心ときめく。
学生時代、得意科目は歴史。
ドラえもんの道具でダントツ欲しいのは、タイムマシンです。
そんなん手に入れたら、絶対仕事せずにタイムスリップしまくって、世界中を回る自信があるぞ。
ええ、全く世の役に立たない自信ですが何か。
どうでもいいけど、沖縄は「平」=「だ」だったようで。
落平=うてぃんだ
石平=いしんだ
東風平=こちんだ
ここまでは理解できるけど、
久米村=くにんだ
って、他県民にはもうお手上げ……。(最後のは多分由来が違う気がするけども)
というわけで、こちらが件の湧き水さん。
後ろは拝所です。
きっと地域の方がうーとーとーするんでしょうね。
※沖縄では手を合わせて拝むことを「うーとーとー」といいます。
お水は1箇所ではなく、崖のあちこちからちょろちょろ出ています。
昔はもっと凄い水量だったんでしょうね。
船乗りが汲みに来るくらいに。
今も飲めるのかなあ。
しかし、この崖の上は学校と住宅地なんですよね〜。
俯瞰だとわかりにくいですが、↓この地図の落平の左側は、ほぼ崖の上です。
ちょっと飲む勇気ない。
地図からもお分かりかと思いますが、この場所、沖縄セルラースタジアムの真横なんですよね。
もともとこの辺は全部海で、戦後の埋立地らしいですが。
推測するに、道路より右側のスタジアムらへんは全部海だったんじゃないかな。
こんな街中に湧き水。
首里城の龍樋と同じく、琉球石灰岩だから水が滲み出やすいんですかねえ。
(※個人の見解です)
ずっと枯れないでいて欲しい。
きっと戦時中もたくさんの人の命を救ったんだろうな。
(※個人の想像です)
そして、これが最大の謎ですよ奥さん。(誰)
マンションの1階に、湧き水。
先ほど最初に現れた湧き水から100mちょい南(小禄方面)に進んだところにあるマンションの1階に、なぜか湧き水が。
遠景、こんなんですよ。
セルラースタジアムの真横のマンションに、湧き水。
写真のマンションの奥、左側が先ほどの湧き水ポイントになります。
これで料理洗濯したら水道代節約になりますかねえ。(しないけど)
潰そうと思えば潰せたのに、敢えて残した沖縄の方々に喝采を送りたい。
歴史は大事〜。
以上、個人的に猛烈テンションの上がった、独り探検ごっこでした。
楽し。
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