アカテツ科の常緑樹、またはその果実。by wikipedia
正月に道産子Mが来た時に、道の駅で買ったカニステル。
エッグフルーツ、クダモノタマゴという別名の通り、熟すと加熱してもないのに、ほくほくのカボチャやゆで卵の黄身のような食感になります。
沖縄でもかなりマイナーな果物で、公設市場と道の駅の産直でたまーに見かけるレベル。
スーパーにはまず並ばないです。
売られているのはだいたい未熟なガッチガチのもので、追熟して柔らかくなったら食べられるのですが、この追熟が激ムズ。
追熟が足りないと渋柿か!ってくらい渋いし、追熟しすぎると発酵してアルコール臭が漂い。
ウィキペディアによれば
「一般的なフルーツの芳香や酸味、ジューシーさがなく、食べると口の中の水分を吸うため喉が渇く。食べ頃を判別するのが難しく、完熟にならないと非常に不味である。当たりの果実が数個に1個、または数十個に1個しかないといわれるほど味にバラつきがある果実である。完熟状態になるとマダラ模様の黒いシミが浮き上がり、果皮が弾ける。」
え、そうなん。
そこまで不味いものに当たったことないけど。
ま、すごく美味しいかって言われると……。
私は嫌いではないので、毎年1個は買います。
追熟して真っ黒になる前に、いただきましょう。
撮影日は1月26日なので、購入後約3週間かけて追熟したことになりますな。
沖縄の気温で3週間なので、本土の寒い地域だと室温が低くてもっと時間がかかるかも。
どーん。
うん。
カボチャだ。笑
甘いのは甘いのですが、ちょっとガス臭いというか、独特の香りでして、何某かの酵素で口の中が溶けてぬるぬるになる感じで、字面ではうまくお伝えできないのが残念です。
1個1,000円以上するアテモヤと違って1個100円前後で買えるので、冬に沖縄旅行に出かける珍しもの好きな方はぜひ。
民家の庭先でも見かけます。
取っちゃダメだけど。
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