力うどんの定義って何だろう。
うどんに餅が入っていれば、力うどんなのか?
餅は焼くのか茹でるのか揚げるのか。
福岡某所のうどん屋さんは、餅の天ぷらが入っていて超美味いのですが、家でそげな面倒臭いことはやりとうなか。
ということで、あったかい出汁に適当に冷凍うどんと餅を投入。
「たぶん力うどん」の完成です。
なぜ餅かというと、うどんが1玉しかなかったから。
餅は常に冷凍庫にあるでな。(すき)
さすがに少食家人でも、うどん半玉では足るまいよ。
出汁はいつも↓これでとりますが、まあまあ塩分高め。
醤油入れなくていいので楽です。
※個人の感想です。
乾物は常に置いているので、これ+干し椎茸+がごめ昆布で出汁を取り、しいたけとこんぶはそのまま具材として食べます。
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割と頻繁にキノコと昆布食べるけど、全然痩せないなあ。←麺ばっか食べるからな。
ところで、この日、珍しく生のスクが売られていました。
スクは毎年決まった日にちにしか取れない、アイゴの稚魚です。
なぜか旧暦6月1日(および7月1日、8月1日)の大潮の日に大群をなしてサンゴ礁に寄ってくるので、そこを一網打尽にするらしい。
海藻を食べたスクは臭くなるので、海藻を食べる前の幼魚が狙い目なんだそう。
ああそういや8月1日が新月だ。
だから売ってるのかー。
勘のいい方は日付でお気付きのかもしれませんが、なぜかスクは夏場の新月の日しか獲れない不思議な魚ちゃんです。
なんで???
魚の習性って面白いですな。
ということで、生スクは夏のごく一時期にしか売られておりません。
見かけた場合ははぐれメタルだと思ってください。
普通はスクガラスという、塩漬け(塩辛)で売られています。
島豆腐の上にスクをのっけて食べる「スクガラス豆腐」が定番です。
これ以外の食べ方を私は存じませんが、もしかしたら色々なアレンジがあるのかもしれませんね。
なんだこのふわっとした情報。
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一度、ガチで獲れたて(というか、己で獲ってきたばかりという……)のスクをいただいたことがありますが、新鮮すぎて小骨がじゃりじゃりして非常に何ていうかこうマニアな方が好みそうな味でございました。
酒のアテにはいいかもしれない。
ぬめっとつるっと口には入りますが、噛んでると小骨がツライ。
ただ、この季節にこの魚を酢醤油で食べるのがたまらん!て方も結構いらっしゃるようです。
一部の福岡市民が春の白魚を楽しみにしてるのと同じ感覚かなー。
ちなみに塩辛だともう少し骨感は低めです。
魚(の匂い)がお好きな方にはオススメかも。
以上、沖縄の風物詩のお話でした。
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