先日投稿者登録をして、全く動きがなかったAdobe Stockですが、やっと登録が完了したようです。
「ようです」というのは、投稿者登録が終わりましたよとかいう、ご丁寧な連絡が全くなかったから。
管理画面にでさえ、そういう告知は出ないんですね。
パスポートまで提出したのに。
いきなり、投稿写真が採用されました or されませんでしたの連絡が来て、ああ、投稿者としての登録ができたんだーと知る。
なかなか 大雑把 おおらかですな。ふふふ。
Adobe Stockの場合、投稿者は「コントリビューター」というんですね。
「クリエイター」じゃないんだ。
コントリビューター登録が通るか分からなかったので、最初の申請では写真は数枚提出しただけなのですが、1枚通り、3枚却下でした。
いっぱいタグ入れて、コントリビューター登録できんかったら入れ損なので、敢えて少なくしてみたのです。
通過した写真はCOOLPIX P510で撮ったもの、却下は全部IXY150で撮ったもの。
今回も、基本的にはShutterstockで通った写真から選んでいますが、半分以上ダメでした。
ここも厳しいぽい。
というか、これが普通なんだろうな。
有料ストックフォトの場合、売る以上はクオリティ高くないと、買う方も納得できないですもんね。
photoACなら余裕で通るレベルですが。ははは。
通った写真は、焼き物の街・壺屋の風景写真でした。
通らなかった写真は海とか海とか海とか。航空写真含む。
不採用理由は加工修正NG、ノイズ多すぎ、とのことだったので、IXY150のジオラマモードや極彩色モードで撮った写真は修正とみなされ、一切使えないということになりますな。
φ(.. )
数日で審査が終わりますと書かれている割に9日もかかったのは、コントリビューター登録と同時進行だったからなのかなあ。
まあ、いいや。
あとはガンガン登録あるのみ。
日本語でタグ入れられるって素晴らしい。涙。
この週末はタグ入れの鬼と化すことでしょう。
PIXTAの写真はもうPV(閲覧)すらされていないので、本当に検索下位+写真に魅力がないんだなあと。
言い訳ですが、PIXTAの場合どんな写真でも登録枚数がもの凄く多いので、自分の順位なんて恐ろしいほどに下なのです。
SEO(意訳すればgoogleとかyahooの検索順位結果)みたいに金や努力でどうにかなるものではないので、そうなるとやっぱりコアでニッチでマニアックなところを狙うしかないかなー。
話は変わりますが、先日の『古事記』をやっとこ読み終えました。
登場人物多すぎ。
そして、死にすぎ。
で、思った以上に時間がかかり。
読んでいる途中でしょっちゅう、出てきた人物が誰の何だったか(娘だか兄弟だか通りすがりだか神だか人間だか……)、死んだ方か生き残った方か分からなくなり、数ページ戻るという……。
名前もキラキラネームもびっくりなほど超長い漢字で難しすぎる。
面白かったですけど。
それにしてもなぜ太古の昔から人は、殺して物事を解決しようとするのか。
この数千年、全然進化しないなー、人。
この先数千年も、変わらないんだろうか、人。
この世から戦争と殺人が消える日を、生きている内に見たいのだけれど。
古事記には朝鮮半島がちょいちょい登場するのですが、昔の人はどうやって、動力のない船であの玄界灘の荒波を越えたのだろう。
福岡にいたころしょっちゅう船で釜山に行ってたので(※)よく分かりますが、あの辺りの波は決して穏やかではないですよ。
対馬海流もあるし。
特に台風一過のビートル(福岡〜釜山の高速船)船内なんて、トイレの前で順番待ち大行列→その間にもらいゲ*でトイレ待ちの方全員死屍累々でしたもん。
高速船でさえあれなのに、帆しかない船でどうやって……。
(誤解のないよう言っておきますが、普段のビートルは快適です。所用3時間なんで、酔い止め飲んでくーっと寝てれば着きます。個人的に波の高さが3m以上だと、揺れがきつい)
そしてそしてこれが最大の謎。
誰が通訳を?
帚木蓬生の『日御子』でそういうくだりはあったけど、ある程度は想像だと思うし。
(『日御子』では通訳の家系が、先祖が中国から持ち帰った木簡で繰り返し勉強し、一子相伝で子孫に伝えていた)
実際はどうだったんだろう。
妄想は尽きません。
タイムマシンに乗りたい。
古事記のあとは、浜田 青陵『沖縄の旅』に着手。
考古学社による昭和初期の沖縄紀行文。
なんだこれめちゃくちゃ面白い。
知ってる地名がバンバン出てきて、描写が今の風景と全然異なるので、先の大戦がなければこんな風景がずっと残っていたんだろうなあと切なくなります。
そうだよな〜。
昭和初期なら、沖縄旅行には通訳が要るよな〜。
糸満ちゅ(特に女性)は昔から逞しかったんだな〜。
作中に出てくるドウナツとはサーターアンダギーのことかなー、盆踊りとはエイサーのことかなー、臼太鼓はパーランクーかなー、とか、色々想像。
辻の遊郭も、こん人が書くと全然えろくも暗くもない。
実際はもっと凄そうですが。
沖縄の歴史に興味がある方にはオススメです。
※当時、福岡〜釜山は船で3時間、もしくは飛行機40分で行けて、ホテル付1泊2日で往復1〜3万と激安。
某大統領が某島に上陸する前は、通貨スワップも生きていて激烈円高だったので、福岡市民は「週末焼肉食べに行く?」的感覚で、庶民でも年に数回は釜山に行けたのです。
今は情勢が情勢なんで微妙ですが。
福岡市民にとっては、国内旅行より韓国旅行の方が安くつきます。
何せ飛行機だと東京の半分の時間で釜山行けちゃいますからね。
空港使用料も成田・関空より安いので、成田・関空乗り継ぎで海外に行くくらいなら、仁川・台北・バンコク経由で出た方が経済的。
昔、釜山で大阪の人に「船で日本に帰るなら、生マッコリ(発酵中の炭酸だから、飛行機だと爆発 or 漏れる)持って帰れますね!羨ましい!!!」と言われたことがありますが、生マッコリやスプレー・ムースタイプの韓国コスメを持ち帰りたい方は、釜山→福岡の高速船がオススメです。
古事記物語新版 (角川文庫 角川ソフィア文庫) [ 鈴木三重吉 ]
|
日御子(上) (講談社文庫) [ 帚木蓬生 ]
|
日御子(下) (講談社文庫) [ 帚木蓬生 ]
|
三省堂書店オンデマンドインプレス青空文庫POD[NextPublishing]沖縄の旅(シニア版)
|
▼電子書籍版
古事記物語【電子書籍】[ 鈴木三重吉 ]
|
日御子(上)【電子書籍】[ 帚木蓬生 ]
|
日御子(下)【電子書籍】[ 帚木蓬生 ]
|
コメントを残す