カルボナーラ

カルボナーラ的何か。

ちょっと前に牧志の某所で買った、スーチカーの燻製。
そのお店にいつも置いてあるわけではないので、ここでは紹介できないのであります。
コロナ禍で大変な某スナックのママさんが作ってると、お店の人は仰ってました。
なので、自分でも作れるけど、応援のために購入。

スーチカーとは沖縄の伝統食、豚の塩漬けです。
スー=塩、チカー=漬けってことだと思われます。(たぶん)

通常のスーチカーとは、塩漬けにした豚の塊肉を何十分もかけてゆがいて塩抜きして、薄く切って焼いて食べるもの。
塩漬けなのでちょっと独特な匂いがしますが、私は大好き。超美味しい。
今回は、そのスーチカーを薄く切って焼かずに、お湯からあげてそのまま燻製にした物なのですが。

つまり、ベーコンじゃね?

うわあ。燻製のめちゃくちゃいい匂いがします。
塩加減も絶妙。

材料

そのままでも美味しくいただきましたが、残りは適当にカルボナーラっぽくしてみる。

完成図

うん!美味しいな!
燻製の香りがたまらんです。
ひと味違うカルボナーラ。
香ばしいなあ。

残念ながら何のチップで燻したか解るほどの神の舌は持ち合わせておりません。
とにかく美味しいのであります。

実際に「スーチカーの燻製」を作ればよく解るのですが、めちゃくちゃお金と時間がかかる。
まずは豚の三枚肉を大量に用意せないかんし、塩をこれでもかってくらい揉み込んで数日漬けないかんし、そっからまた塩抜きするのに大量のお湯で数十分〜数時間ゆがく。
燻製となると、燻煙にこれまた数十分かかるわけで。
全工程で一週間とかザラです。(私の場合は)

なので、写真のこの一切れで六百円しました。
作り手の尊い労働の対価だと思う。
でもやっぱり大量に食べたいので、今度はまた自分で作ろう……。

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