家人の知人の個展を見に、那覇市は奥武山(おうのやま)の、がじゃんびら公園へ。
公園の近くの、GALLERY ATOSを目指します。
本土人の我々にはまったく意味が分からなかった、がじゃんびらというワード。
がじゃん=蚊
びら(ひら)=坂
分かるわけない。笑
そしてなんちイヤなネーミングばしとるとか。笑
名前の由来は諸説あり、ネットでみる限り
坂付近に住む人名または屋号、「我謝の坂(がじゃぬひら)」から転訛したものでは?という説と、
昔、「いい音がするから」と中国から蚊を持ち帰ってきたらこの坂の上で逃げてしまい、ここから島中に蚊が広まったから、という説があるようです。
どっちが本当なんでしょうね〜。
浪漫だ浪漫。
与那原(よなばる)の知人は後者の言い伝えを教えてくれたので、蚊の話は沖縄ではポピュラーな昔話なのかな。
1人が知ってたくらいでは何とも言えませんけど。
公園はゆいレールのどの駅からもそこそこ遠く、しかも名前の通りかなりの坂・高台なので、炎天下結構しんどかったです。
最近雨が多かったのに、この日だけドンピシャでドピーカン。
行いいいんだか悪いんだか。
▼高台の証拠。遠くにビルが。
▼展望はこげな感じ。散歩に最高。
▼国場川、那覇港方面が見えます。
こんなところにギャラリーがあるとは。
芸術をきちんと表現できる人、尊敬します。
頭に描いたものを形にできるって、なかなか難しいぞ。
ギャラリーは常設ではなく、毎回違う芸術家の展覧会が行われているようです。
今回の先生は、絵と彫刻をやっておられるらしく、展示はほとんど彫刻でした。(販売もされてました)
すごいなあ。
オブジェとか抽象画とか、全く手が出せない。
作ろうっていう発想がそもそもない。
それを形にしていくって、やっぱり芸術家さんなんだなあと。
福岡で絵画教室をされているそうなので、帰省の際にいつか遊びに行かせてくださいねーと言ってお暇。
先生、冷たい麦茶ごちそうさまでした!!!
まじでまじでまじで生き返りました!!!
散歩ついでに、気になっていたおそば屋さんがあるので、寄ってみることに。
前に行った時、売り切れで入れなかったんです。
あ、沖縄のそば屋=沖縄そば屋です。
あえて言わんでもご存知かとは思いますが。
那覇市田原(たばる)にある、そば処きくや。
住宅街にぽつねんとあるんですよねー。
沖縄生まれの人たちから「ここが美味しい」というタレコミを結構いただいていたので、一度行ってみたかった。
余談ですが沖縄の地名って、与那原、田原、南風原、新原を、よなばる、たばる、はえばる、みーばる、と読む辺り、九州と同じだなーと思います。
福岡も、前原、檜原、屋形原、陣原が、まえばる、ひばる、やかたばる、じんのはる、だもんなー。
距離が離れているのに、面白い。
1日100食限定なのかー。
道理でこないだ入れなかったわけだ。
ちなみに今日も13時頃行ったんですが、既にゆし豆腐わかめそばはしまえとりました。
(しまえとる=お終いの終い。終わってるの意。博多弁。二日酔いで死んでる人にも使えます。あいつしまえとるけん今日は使い物にならんごたる、って。どげな例文や。笑)
では、普通の沖縄そばで。
フーチバー(よもぎ)入れ放題。
フーチバーはかなり苦いので、本土人は好き嫌い分かれそう。
おお。
豚!
出汁、結構豚が強め。
沖縄の人が推してくれた訳がちょー分かる。
沖縄の人が好きな、カツオよりも豚寄りの沖縄そばだなーという感想です。
正統派な感じ。
美味しい美味しい。
自慢の中太縮れ麺、コシがあってうまー。
肉も柔らかくて丁寧に煮込まれた感が。
今日は豚系!って日や、手打ちやガツン鰹出汁のニューウェーブ系に飽きた日は、こういうお店がいいかもですね。
すごく納得の味でした。
箸休めは大根漬けでした。
結構甘め。
ごちそうさまでしたっ。
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