移住の経緯

よく、なぜ沖縄へ移住したの?と聞かれますが、我々の場合、完全NOプランでした。
強いていえば、1度住んでみたくて、何となくです。
特に海が好きとか毎日サーフィンがしたいとかではなく、本当に何となくです。
亡き父が住みたがっていたから、というのも若干あるし、「夏に毎日ドラゴンフルーツが食べたい」という単純な理由もなきにしもあらず。
でもその答えだと沖縄の方に警戒されてしまうので、一応「花粉症」を第一理由に挙げております。

2年前、仕事をやめたタイミングがたまたま同居友人と同じで、
・県外で
・花粉がなくて
・寒くないとこ
に住んでみたいという理由で、我々は何となーく沖縄への移住を決めたのでした。

あとは年齢が上がれば上がるほど転職も難しくなるから、早めに動きたかったというのもあります。
親の介護とかでいずれはF岡に戻らなければならない日がくるかもしれないから、それまでは他県を満喫していたい。
で、今のうちに行ってまえ!と。
完全に勢いです。
(許してくれた親よ、本当にありがとう)

お家に関しては、どんな仕事につけるか分からないし収入が減るのは覚悟の上だったので、友人とルームシェアすることにして、まず家を探しに真夏の沖縄へ。
ネットで不動産数社とやりとりし、一番対応が早くてよかった会社にお世話になりました。

いや〜。
これが超難航。

まず、ルームシェアOKな家がほとんどない。
得体の知れない他県民に貸したがる家主がいない。(そりゃそうだ)
無職に貸したがる家主もいない。(そりゃそうだ)
(F岡にいる時からちゃんと転職活動はしてたけど、何せ履歴書の住所がまだF岡の結構いい年の人間を、書類だけで選考してくれる会社はどこにもなかったとです。
沖縄で会社をおこしたことがあった当時の同僚も、「沖縄だったらストレスがない」「沖縄だったら何とかなる」と思ってやってくる、病んだ冷やかし移住の人がいっぱいいたから、採用にはとても警戒していた、と言ってました。
私も病んだ人と思われたのだろうか……。
どこも面接にすらこぎつけられなかったので、Iターン歓迎!のアオリとか絶対嘘や、って思ってました。笑)

やっと見つけたバスタブ付2DKはたったの3軒。
全て見た結果、防犯上ちょっとでも上の階が良いだろう、ということで最上階の家に決めました。
沖縄の家はバスタブないのが多いけど、我々本土人はバスタブないと辛い。特に冬。

ちなみにその不動産会社では、無職でも一定額の貯金があって、大家さんがそれに納得すれば家を借りることができました。
それがいくら以上なのか具体的には教えてくれなかったけど、少なくとも100万円以上あれば大丈夫だったみたい。
(銀行のちゃんとした残高証明が必要です)
当たり前だけど、移住を考えている方は、それなりの額は用意された方がいいです。
住込の仕事でお試し移住するなら、もっと少なくてもいいかもですが。

敷金などを合わせて、初期費用は約27万。
退職前、最後にもらったボーナスが綺麗に飛んで行く。

保証人は代理でやってくれる会社があり、そちらを利用。
沖縄には友達や従姉が住んでいて全く縁がないわけではないけど、知人に保証人を頼むと良い印象は持たれないだろうと思い、割り切ってそちらを利用してます。
(月千円ちょい)

結論:仕事してなくても貯金がそれなりにあれば移住できる=貯金のない無職の移住は無理。

覚悟を持ってやらないと失敗するな、と悟った夏でした。

引越しとか車移送とか就活に関しては、また追々と〜。
今日はここまで。
また次回!